新在庫管理システム稼働後に、今度は供給面で新たな難問が発生
加工装置の材料・消耗品切れによる工程停滞を防止できた現場のプロの提案とは!
重電系電気機器メーカー V社 生産管理部
解決のポイント
- システムはBiz/Browserで構築されていたため、機能の追加や改良が容易に行えるような仕組みになっていた
- 装置からのアラームを担当者のスマートウォッチに直接表示するよう、管理システムに機能を追加
- 在庫管理システムとの連携で迅速な補給が可能になった
解決
アラーム表示機能を短期間に実現。在庫管理システムと連携しさらに効率も向上できた!
O氏は、情報システム部のアドバイスを受け、新在庫管理システムの開発に協力してくれたオープンストリームとそのパートナーに、この問題について相談してみました。するとその場で、管理システムに機能を追加してみてはと提案されました。
「システムは『Biz/Browser』で構築されていたため、機能の追加や改良が容易なうえに、マルチデバイス対応であることから端末の買い替えも不要でした。加工装置からの材料や消耗品切れのアラームを、パトライトと同時に装置担当者のスマートウォッチへ直接発信するようにシステムを改良することで、アラームの見落としを回避できるというのが提案のポイントでした」(O氏)
さらに、必要な材料や消耗品の保管場所を在庫管理システムに問い合わせて自動的に端末に表示させれば、迅速な補給が可能になり作業効率アップにもつながります。また、在庫管理システム側の改修も「QuickLocation」内で行うことで、短期間で円滑に進めることができると教えてもらいました。
「私たちは、このシステム改修案を情報システム部および上層部に報告しました。新在庫管理システム構築の際の、オープンストリームおよびパートナーの実績とサポートへの高い評価もあり、すぐにこの改修案を採用することが決まりました」(O氏)
社内のリソースが限られている中でも、機能の追加や改良が容易というBiz/Browserの特長を活かすことにより、短期間でシステム開発が完了し、運用を開始することができました。
システムの改修以後は、材料切れなどで加工装置が停止する事態は発生していません。