GS1標準バーコードを活用して、業務を効率化したい
スマートフォンを利用して高額なIT投資不要でDXを実現する方法とは
医薬品・医療品卸業者Y社 物流部門・営業部門
解決のポイント
- スマートフォンを利用することで高額なIT投資を回避しつつ、あらゆる業務を効率化
- 複数のバーコード形式に対応した読み取り機能を搭載し、正確なデータ管理が可能
- デジタル化により作業時間の短縮とヒューマンエラーの削減を実現
解決
全社的な業務効率の向上を期待!高額なIT投資を行わずにDXを実現できたツールとは
情報収集を進める中、S氏は専門誌でオープンストリーム社が提供する「Biz/Browser」に関する記事に目を留めます。記事では、スマートフォンを利用して物流業務を効率化できるという内容が紹介されていました。
S氏は、これだ!と思って、すぐに問い合わせてみました。オープンストリーム社の担当者から詳細な説明を受けると、医療業界特有のバーコード規格に対応しておりGS1データバー、GS1-128シンボル、GS1データマトリックスなど、複数のバーコード形式をスマホカメラで正確に読み取ることが可能だとわかります。
「普段使用しているスマートフォンをそのまま業務に活用できるため、高額なハンディターミナルと有償のバーコード読み取りエンジンを導入する必要がないことは魅力的です。さらに、画面作成およびGS1標準バーコードを読み取り・解析して商品の属性情報などを取得・表示する機能があるため、アプリの開発生産性が高く、デジタル化へのハードルが高くないと感じました。」(S氏)
これらの特長は、営業部門の課題であった預託在庫処理の効率化にもつながると考えられました。預託在庫処理をデジタル化することで、各医療機関の在庫状況が一目で把握できるようになり、売上処理と棚卸作業を同時に行えるようになります。また、データの即時共有が可能になることで顧客対応のスピードが向上し、ミスをゼロに近づけることができます。
Y社は、このソリューションが自社の課題を的確に解決できると確信し、導入を決定しました。現在、Biz/Browserを活用したシステム開発は順調に進んでいます。