導入したローコード開発ソフトウェアに思わぬ落とし穴が…
メインフレームのオープン化に伴う、基幹システムプラットフォームの刷新
電子部品商社 Q社 情報システム部
解決のポイント
- Biz/Browserはオープンストリームが開発した業務システム向けUI開発環境
- PCやスマホなどOSや機種がさまざまな端末上で、システム利用者にとって使い易いUIを簡単に開発可能
- 旧システムそっくりのデモ画面を簡単に作ることができユーザー部署を説得できた
解決
端末側のUI開発に特化したツールで旧システムそっくりの操作画面を再現
E氏がある展示会を見学した際に「Biz/Browser」という製品を見つけました。Biz/Browserは、オープンストリームが開発した業務システム向けUI開発環境で、リッチで高速な『使える画面』を素早く簡単に作ることが可能とのこと。興味を持ったE氏は、担当者に詳細を聞くことにしました。
「Biz/Browserは、ローコード開発ソフトでは実現できない、PC上のきめ細かい画面制御も得意としていることがわかりました。さらに、OSやハードウェアの機種に依存しないため、端末側のOSやハードウェアが変わっても同じアプリケーションを長期間安定して稼働させることができるというのは、非常に魅力的でした」(E氏)
オープンストリームからの提案で、情報システム部および現場管理部署向けに同製品の説明会を行うことにしました。そして、旧システムの画面キャプチャや操作方法の説明からたった2日間でそっくりなデモ画面を作成してくれたのです。
「説明会でデモ画面を見た参加者は、驚くと同時にその出来栄えに満足していました」(E氏)
情報システム部は説明会の結果を受け、バックエンドはサーバサイド主体のローコード開発ソフトウェアで引き続き開発を行い、フロントエンドはPCなど端末側のUI開発に特化したBiz/Browserを新たに導入して、画面レイアウトや操作性を再現していくことを決めました。
その後はテストも順調に進み、Q社の新業務システムの本稼働開始も目前ということです。