ホワイトボードを利用した手作業での配送業務はもう限界…
現場による現場のためのシステム化こそが最適解だった
電子機器メーカー G社 部品配送センター
解決のポイント
- アプリケーション開発環境Biz/Browserにより手書き業務をシステム化
- わずか4カ月で主要業務のシステム化が完了
- 現場でのミスが激減し、物流会社を新規登録することで輸送力も向上した
解決
現場に寄り添い、共に歩むシステム開発により、短期間で最適なシステムが完成
S氏は、取引のある物流関係者から「物流現場のシステム化に定評がある」というオープンストリームのことを聞きつけ早速、同社に問い合わせて現状の課題を相談しました。すると後日、話を聞いた担当者から、端末系アプリケーション開発環境Biz/Browserによる業務のシステム化についての提案を受けます。
「Biz/Browserは端末の機種やOSの違いに関わらず、アプリケーションを簡単に開発し実行できるツールでした。担当者の説明によると、プロトタイプを簡単に作成し、その画面を見ながら現場の意見を反映して改良を重ねられるようです。この方法を取ることで、現場がより使いやすいシステムを実現できることは魅力的でした」(S氏)
S氏から報告を受けたG社システム本部では、オープンストリームによる現場業務システム化のノウハウと、顧客に寄り添って伴走する姿勢を評価。将来の基幹系システムとの連携や機能追加に対応可能であることも考慮し、Biz/Browserによる部品配送業務システムを構築することを決定しました。
「驚いたことに、主要業務のシステム化はたった4カ月という短期間で完了しました。現場の意見を的確に反映させたことが、結果として短期稼働に繋がったと言えます」(S氏)
Biz/Browserの導入によって仕分け業務をすべてシステム上で行うことができるようになり、各担当者が端末からリアルタイムに内容を確認できるようになりました。その結果、ミスが激減し、作業効率は大幅に向上。さらにシステム上で物流会社の追加が可能となったことで、輸送力が確保しやすくなるなど、さまざまな業務改善を図ることができました。
現在、部品配送センターはオープンストリームの協力を得ながら、現システムを基幹システムと連動させることで、さらなる業務の効率化に取り組んでいます。