激変する国際物流環境に柔軟に対応するため、在庫管理システムを一元化したいが思わぬ課題が…
端末の種類やOSに関係なくGUI構築が可能?在庫管理の課題が一掃できた理由
物流会社 W社 情報システム部
解決のポイント
- 多くのデバイスやOS上で動作するアプリケーション開発プラットフォーム「Biz/Browser」を導入
- 最小の時間とコスト、マルチランゲージ対応で、現場で使いやすいアプリ開発が可能に
- 在庫管理パッケージ「QuickLocation」との組み合わせで、最適な統合在庫管理システムの開発ができ、現場からも高評価を得られた
解決
多種類の既存端末上で同じ操作を実現できたアプリケーション開発プラットフォームの全容とは
解決策を求めて、積極的に情報収集を続けていたY氏は、ある検索結果からオープンストリームのBiz/Browserというツールを見つけます。解決の糸口になればと早速、問い合わせてみました。
「Biz/Browserは、スマートフォンやタブレットPC、ハンディターミナルなどのマルチデバイス、マルチOSに対応したアプリケーション開発プラットフォームまた、マルチランゲージにも対応しており、海外拠点での使用も問題なさそうです。このツールを使えば、複雑なコーディングなしで現場の意見を汲み取れると確信しました」(Y氏)
Y氏はすぐに関係各部署と検討を行い、その結果Biz/Browserの採用が決定。また端末の問題で検討が進んでいなかった在庫管理システム本体についても相談してみたところ、同じオープンストリームの在庫管理パッケージ「QuickLocation」を提案されました。
「Biz/BrowserとQuickLocationを組み合わせることで、想定よりも低コスト、短期間で統合在庫管理システムを構築できることが分かりました」(Y氏)
再検討の結果、QuickLocationの採用を決めました。
今回の在庫管理の一元化で、Y氏は部品の融通性向上や製品輸送の迅速化を図ることが可能になると期待しています。
現在、一部の拠点で試験運用が始まっており、現場の評価も上々と聞いてプロジェクトメンバーもひとまず胸をなでおろしました。システム統合と全倉庫への導入に向けて、W社のプロジェクトは順調に進んでいます。